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バリヤーフリー住居

高齢者向住宅改修の事例です。

高齢者を自宅で介護するには、バリヤーフリーに住宅改修する必要があります。

どのような視点で改修したら良いのか検討が必要ですが、ご参考までに、ある改修事例をご紹介します。

終末期を自宅で過ごすか、病院や施設で過ごすかは、その時の事情によって選択しなければなりませんので、計画通りにはならないかもしれません。

しかし、健康で余裕のある間に住宅改修しておくと、病状軽減や納得できる選択が出来ます。

基本コンセプトは、次の4点でした。

1 要介護者は一階部分で暮らす。2階部分は介護者用および来客用とする。

2 車椅子で自力で行動できること。

3 介護用ベッドを設置し、入浴サービスを受けられるスペースを確保する。

4 電化主体で、裸火が生じない熱源とする。




1.玄関の上り口

上り口を低くして、奥行きも十分に確保しています。

右側には手すりを設置しています。

部屋への入り口はアコーディオン・カーテンで間仕切りしています。

中廊下として、どの部屋へも入れます。




2.車椅子専用の出入口

庭の横から入り、スロープ板を渡して昇降します。

写真は、スロープを取り外した状態です。




3.トイレ

車椅子で入り、Uターン出来るスペースです。

両側に手すりを設置しています。




4.洗面台

車椅子のままで洗面できます。




5.トイレ入口の通路

釣り構造の引き戸です。

レールが無いので、スムーズに出入りできます。

右側が脱衣場と浴室です。




6.浴槽

浴室は車椅子のまま入れます。

浴室用の椅子に乗り換えます。

浴槽は2段階に足を運ぶ構造です。

追い焚きの出来るガス湯沸し器です。




7.ガス温風暖房機

脳溢血と心筋梗塞の予防対策として、トイレと浴室には、温風暖房機を設備しています。

浴室で、洗濯物の乾燥もできます。




8.中廊下

右側が台所で、左側が介護室です。

何れもアコーディオン・カーテンで、仕切られています。

右手前のドアは、書斎入り口です。

ガラス戸の使用はありません。




9.台所

車椅子で作業できるスペースです。

IHコンロ台で、調理台の上部に照明を設備してあります。

移動式の収納ボックスを置き、作業の動線を短くする配置としています。




10.車椅子の出入口

介護室から見た出入口です。

ガラス戸と雨戸のレール部分には、丁番の付いた板でカバーしています。




11.デッキ・テラス

介護室から見た出入口です。

デッキ・テラスは、庭に面していて、洗濯物の乾燥もできます。




12.汚物処理槽

台所の裏側に、設備しています。

汚れ物の一次処理をします。




13.ガス・ストーブ

自動制御のストーブです。

立ち上がりが速いので、暖房初期に限定して使用します。




14.オイル循環式電気ストーブ

表面温度が100度以下の安全設計です。

部屋の空気が汚れません。




15.床暖房

脱衣場と書斎には、ガスによる床暖房コイルを設備しています。

写真は、そのコントローラーです。




16.常備灯

寝室と書斎には、乾電池式の常備灯を設置しています。




17.非常灯

2階への階段頂部に非常灯と煙感知器を設備しています。

非常灯は、停電時に自動点灯して、20分間40Wの照明を出力します。




18.書斎

書斎を通って2階への階段と続いています。

2世帯住宅としての機能もありますので、玄関が2箇所あり、外部から直接に2階へ出入り出来る構造になっています。




次のHPも参考になります。

http://www.mlit.go.jp/common/000209752.pdf

(在宅サービスに対応した住宅を考えるヒント)